モリスルビー21JLM001【SOLD】

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モリスルビー21JLM001

カラット 0.67ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 5.0/4.9/3.0

モリスルビー21JLM001  0.67ct Myanmar Gem

ルビーサイズ5.0/4.9/3.0

ルビーの特徴

ルビーとして理想的な赤色の強い色調と驚くような透明度、そして結晶の中から湧き上がってくる輝きが特徴的な天然無処理で美しいルビーは、ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)のマノウ鉱区で発掘されました。
モリスシンギュラリティカットによって不思議な六角形に磨いたのは、日本の経験豊富な職人です。ルビーの原石の結晶をどんな形にするのか?20年以上ルビーの研磨に携わっているミヨテとのミーティングで決まって行きます。このルビーが原石だった時は、その形の難しさに「これはマズい…」と悩みました。ルビーの結晶には軸があり、美しいルビーに磨くためには、そのルビーの結晶がどの方向が軸なのか?見分けて、テーブルの場所を決めるのですが、このルビーの場合は、軸の方向に対してテーブルに設定したい平たい面が横に寝ている状態でした。要するに、形の難しい原石でした。色調だけを考えると立てて狭い面をテール部にした方がよい、しかしそうすると縦横3㎜×5㎜そして、深さが5㎜近くなり、宝石としては形の良くないルビーになるのが明確でした。テーブル面が小さく、深さの大きいルビーになってしまう。どうすれば良いのか?大自然からの贈り物ルビーの原石は、私たち人間の都合には合わせてくれません。ミヨテと悩んだ結果、斜め方向に軸を寝かし、一か所だけ大きな面を取ることができる方向がありましたが、少しでも角度が傾くと色調に悪影響を及ぼしてしまうかも知れなない難しい一点でした。上手くいけば5.3㎜×5㎜ぐらい残せる可能性がありましたが、可能性は50%:50%でした。あとは職人に託しました。…結果は、縦5.0㎜×横4.9㎜×深さ3.0㎜、重さ0.67ctの素晴らしい色調のルビーに仕上がりました。「良かった!素晴らしい仕上がりです!」工房から連絡があった時のミヨテの嬉しそうな声が忘れられません。ほとんど予想通りの大きさです

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「S」輝きがあり特に美しいもの、そして色の濃淡は「#5.5」、品質の3ゾーンは、文句なしのジェムクオリティになりました。難しい結晶の形を前に、悩んだ甲斐がありました。この不思議な形は、大自然の造形美であるルビーの原石を活かすために見つけた難しい一点と、それに応えてくれた職人の正確な技術によって生まれました。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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