モリスルビー21MYM009R

 

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モリスルビー21MYM009

カラット 0.81ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 6.0/4.5/3.4

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビーモリスルビー21MYM009 0.81ct Myanmar Gem

ルビーの特徴

ハート型のかわいい形の原石をモリスシンギュラリティカットでなるべく大きく生地を残して磨きました。実は、このルビーは再研磨したものです。以前にも同じ番号のルビーは「今日のルビー」で紹介しています。ハート型の原石の形をそのままに、結晶の生地をなるべく多く残すべく、ルビー上面のクラウンの部分をただ磨いた上で、エメラルドカットに近いテーブルとファセットをつけて磨きました。出来上がってから、原石の魅力が十分に伝わるのか?といえば、疑問が残りました。私には、真っ直ぐファセットのラインが無造作な感じがして嫌でした。そこで、しばらくして再度磨くことにしました。見た目はほとんど同じ大きさですが、(1ctあった重さは、0.81ctになってしまいました)以前よりは原石の時のかわいらしさが戻ったと思います。磨き直した後のサイズは、縦4.5㎜/横6.0㎜/深さ3.4㎜、重さは0.81ct、バランスの良いプロポーションに変身しました。0.25ct小さくした意味があったのでしょうか…。ひょっとしたら、一回目の研磨時にもっとうまくシンギュラリティカットらしく原石の魅力を見抜いていたら0.8ctにならずに済んだかもしれません。しかし、1回目の研磨で、一旦ストップしてこのルビーと向き合ったから、今の形があるかも知れませんので、どちらが正解か?は分かりません。でも、今回は原石の時に感じたかわいらしさが出てきて良かったと反省しながらも少し嬉しい感じです。さて、この再研磨後のこのルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「A⁻」輝きがあり美しいもの、少しインクルージョンが目立つため「⁻」の表示がついています。そして色の濃淡は「#5」、ジェムクオリティ(最高品質)です。手の上に乗せていただければ、ジェムクオリティの意味がお分かりになると思います。前回の形よりは、ルビーがハッピーになった気がします。これからも私たちは、天然無処理で美しいミャンマー産ルビー専門店として、ルビーと真剣に向き合っていきたいと思います。是非、前回の姿と見比べてみて下さい。

画像

リカット前のルビーの記事はこちらから▷

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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