モリスルビー22MRM013【SOLD】

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モリスルビー22MRM013

カラット 0.56ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 5.2/4.0/3.1

モリスルビー22MRM013  0.56ct Myanmar Gem

ルビーサイズ5.2/4.0/3.1

ルビーの特徴

素晴らしい品質のルビーに「ピジョンブラッド」という呼称を使うが、この最高の色調と高い透明度、彩度はまさにピジョンブラッドルビーの格を感じさせてくれます。
しかし、大きさも品質であり、縦5.2㎜/幅4.0㎜/深さ3.1㎜、重さ0.56ctであることを考えると、軽々しくピジョンブラッドという呼称を使わない方が良いという意見もあると思いますが、私個人の意見としては、ピジョンブラッドと呼んであげたい最高品質の天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさ「S」輝きがあり特に美しいもの、色の濃淡は「#6」、品質を3つのゾーンに分けた場合、文句なしのジェムクオリティ(最高品質)です。発掘されたのは、ミャンマーの一番北にあるルビー鉱山であるカチン州のナヤン(Nam-Ya)、1.09ctの重さの原石でした。そのままでも飛び抜けた品質の高さを感じる結晶でしたが、自然の浸食作用により元々あった結晶の形ではなく、原石が難しい形、すこし変形してしまっていたため、モリス銀座店で活躍するミヨテとのミーティングをして、モリスシンギュラリティカットで0.6ctを目指して磨くことに決めました。

職人さんの正確な技術はもちろんですが、その前に、どういう形にするのか?指示を出すミヨテの仕事がとても大切です
日本の職人による慎重な作業により、0.56ctの重さが残せました。0.04ct軽くなりましたが、ほぼ、目論見通り、誤差の範囲だと思います。ルビー上部に作るテーブル面に対してキューレット(パビリオン側の尖った部分)の場所がしっかり真下に来るかどうかが少し心配される原石の形だったので、仕上がってきた時は「よく頑張ってくれた!」と褒めてあげたい気持ちになりました。職人さんの正確な技術はもちろんですが、その前に、どういう形にするのか?指示を出すミヨテの仕事がとても大切です。彼とは、創業した当時から二人三脚で「モリスルビー」を磨いてきましたが、一度も手を抜いたことないプロ中のプロです。今でも20年前に磨き、そして日本の方に届けたルビーを思い出して「~さんのルビー、また見たいな~」と話すことがありますが、このルビーも記憶に残る逸品です。いつか懐かしく思い出すでしょう。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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