モリスルビー22MYM006

 

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モリスルビー22MYM006

カラット 0.05ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 2.3/2.3/1.1

ルビールース

モリスルビー22MYM006 0.05ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ 2.3/2.3/1.1

ルビーの特徴

ほぼ真円のラウンド型のブリリアントカットの天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。正確な研磨作業により整った形に磨かれました。
直径が2.3㎜、深さが1.1㎜、重さは0.05ctです。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「B」美しいもの、色の濃淡は「#3」です。そして、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。ほんの少しパビリオン側(宝石下部の尖った部分)にあと0.3㎜ほど生地があれば、更に結晶の奥からキラキラとした輝きが湧き上がってきたと思いますが、これが自然の形です。美しさを表すSからDの横軸で「B」美しいものと判断したのは、そのためです。

顕微鏡でやっと確認できる結晶インクルージョンと共に、このルビーが天然無処理であることが分かります
そして、結晶の中を顕微鏡で覗くと、細く繊細なシルクインクルージョン(ルチルの針状結晶が60度、120度の角度で交わってシルクを編んだように見えることからそう呼ばれる)が微かに確認できます。顕微鏡でやっと確認できる結晶インクルージョンと共に、このルビーが天然無処理であることが分かります。この細いシルクインクルージョンについて、ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で産出されるルビーの特徴であり、私はナヤン産ルビーだと考えます。モゴック鉱山でも時々、同じようなインクルージョンもあるため断言はできません。そのどちらかの鉱山で産出されたことは間違いありませんので、品質保証書にはミャンマー産とだけ表記して品質を保証します。

モリスが品質保証書にナヤン鉱山産だと明記するのは、そこで発掘したからです
このナヤン鉱山とモゴック鉱山のルビーの違いについては、世界的な知られる宝石研究所でルビーの研究を100年以上続けてきたスイスのGubelin Gem Lab(グべリン宝石研究所)の博士の研究においても、このナヤンとモゴック鉱山の違いは判別できないといことで、分析結果報告書にも「モゴック鉱山またはナヤン鉱山」と表記されます。(もう一つミャンマーにあるモンスー(Mong-Hsu)鉱山とはかなり違いがあります。モリスが品質保証書にナヤン鉱山産だと明記するのは、そこで発掘したからであり、これからの研究のデータとしては重要な情報であると私たちは考えています。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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