モリスルビー22MYM064

 

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モリスルビー22MYM064

カラット 0.04ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Accessory
Size(サイズ) 2.1/2.1/1.1

モリスルビー22MYM064 0.04ct Myanmar Accessory

ルビーサイズ

ルビーサイズ2.1/2.1/1.1

ルビーの特徴

少し青みを感じさせる色調とサイズから見た場合、ちょうどよい色の濃淡で、パッと見た時は、キラキラと美しいルビー。天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
しかし、結晶の質自体は悪くないが、インクルージョンが目立つこと、ガードル(外郭部分)に原石の時からあるフラクチャー(ヒビ)が入っていることなど、美しいが欠点のあるものと判断します。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
「C」美しいが欠点のあるものになります。そして、色の濃淡は上述の通り「#4」ちょうどよい濃さでしょう。品質を3つのゾーンに分けた場合、アクセサリークオリティ(宝飾品質)です。このアクセサリークオリティは、日本では、アクセサリーと呼べば、何か安い大量生産されたものというイメージがあります。確かにジェムクオリティ(最高品質)のものと比較すると出現率は圧倒的に高く、数多く産出しますので、そういうイメージにつながっているのは事実ですが、このルビーは、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーであり、それだけで十分に珍しいものですが、その程度を表現しなければパッと見た姿で判断してしまうと、受け継ぐときや手放すときにガッカリしてしまうことがあります。お買いになるときの目安としては、ジェムクオリティの10%ぐらいの値段で手に入るはずです。しっかりとルビーの品質について説明を受けて、安く手に入る理由をご理解いただくことが大切です。宝石の価値、取引される値段は、同じルビーという名前であっても、また同じ産地のルビーであっても、品質によって大きく違います。大切なことは「それがどういうルビーなのか?」ということです。

そのルビーがいつか誰か、宝石が分かる人が見た時に、「小さくても天然無処理ですね…これは大切にお持ちください」と言ってくれることが大切
一般的に宝石を売買するときには、「鑑別書」と呼ばれる分析結果報告書が使われますが、そこに書かれているのは「天然コランダム」「宝石名ルビー」「サイズ」が明記されていますが、その品質については記載されていません。上述の通り、同じ名前でも品質によって宝石としての価値は大きく違いますので、注意していただきたいポイントです。よく1㎜のルビーにまで、品質判定してインクルージョンの写真を撮ったりして…意味がないのではないか?という声もありますが、モリスで大切にしたいのは、そのルビーがいつか誰か、宝石が分かる人が見た時に、「小さくても天然無処理ですね…これは大切にお持ちください」と言ってくれることが大切で、その時に、そのルビーに詰まった大切な思い出が壊れることはありません。小さいのは見たら分かります。お高いルビーでないことも見たら分かります。重要なのは、「ルビーは思い出カプセル」だということです。このルビーは、インクルージョンが多いアクセサリークオリティですが、受け継がれていく時に、思い出がキラキラと輝くでしょう。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

ルビー(天然無処理)

ルビーのインクルージョン(天然無処理)

ルビーのインクルージョン(天然無処理)

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