モリスルビー22SR0002

 

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モリスルビー22SR0002

カラット 2.28ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewellery
Size(サイズ) 7.3/6.8/4.7

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビー モリスルビー22SR0002 2.28ct Myanmar

ルビーの特徴

プロポーションのよい2ctを超える大粒のピンキッシュルビーは、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。産出は、ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山ナヤンで産出された不思議な色調の原石をクッション型のミックスドカットに磨きました。宝石研究所によっては、鑑別結果を「ピンクサファイア」とするかも知れません。ちょうど、この色の濃淡がルビーとピンクサファイアの境目になります。もう少し色が淡くなるとピンクサファイア、濃くなるとルビーと呼称が変わるのですが、モリスの場合は、ピンキッシュルビーと呼びますが、それは呼び名の話です。このピンキッシュルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「A⁻」輝きがあり美しいものですが、複雑な色調のためマイナス表示をつけていますが、非常に結晶の質がよく「B」美しいものよりもレベルが高いと判断しました。色の濃淡は「#3」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。色の濃淡が少し淡く見えるのは、サイズが大きく縦7.3㎜/横6.8㎜/深さ4.7㎜、重さ2.28ctで、フェイスアップで見た時の「顔」が大きいためです。ピンキッシュルビーですが、褐色味と青味の混ざった複雑な色調が好みの分かれるところですが、ルビーとしてみた場合、もう少し濃い赤色が強い方が品質の面で評価は高くなりますし、私たちプロもそう表示しますが、好みは違います。ルビーの真っ赤な色は好きではないが、かわいいピンク色は好きだという方は居られます。ご自身の手の上に乗せてみて「好き」だと感じる方におすすめしたいと思います。不思議な表情のピンキッシュルビーを顕微鏡でインクルージョンを観察すると、下の写真でもご覧いただけるように、テーブルの下に、アパタイトと思われる透明なカルシウムの結晶などが点在しています。結晶の透明度が非常に高いため、それぞれの結晶の輪郭もハッキリ見え、天然無処理で美しいことを教えてくれます。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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