モリスルビー22SR0014

 

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モリスルビー22SR0014

カラット 0.22ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 3.6/3.1/2.1

ルビーの特徴

紫味を少し感じさせるミャンマー産らしい赤色の色調と高い透明度と彩度のあるモゴック鉱山で産出した原石をヤンゴンで研磨しました。サイズは縦3.6㎜/横3.1㎜/深さ2.1㎜と縦横に対する深さの割合がとてもよい天然無処理で美しいルビーです。宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさ「B」美しいもの、色の濃淡「#5」、3ゾーンでみるとJQジュエリークオリティ(高品質)です。天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、特別な宝石なので、人生の大切なイベント、例えば結婚式で使う指輪など、特別なジュエリーに使っていただきたいと思います。だからこそ、モリスで取り扱うルビーのすべて、1㎜のルビーであっても、ひとつひとつ品質判定をし、その品質を保証します。宝石ルビーは、100年経っても古くなりませんので、世に出たモリスルビーが100年後に、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーとしての代名詞になれるように、今後もすべてのルビーの品質保証を続けていきたいと思います。さて、品質判定、そして保証が重要な理由は、ルビーと呼ばれる宝石の価値には、大きく分けて「使用する価値」と「交換する価値」の2つがあります。一つ目の使用する価値とは、ジュエリーに装着し、その美しさを楽しむ価値です。欧米のブランドなど使うと他人から褒められたりして気持ちが良いものですが、それは使用価値です。ジュエリーの枠から外してルビーだけにしてしまうと…ルビーとしての価値は、そんなに高くないものが多い印象があります。もう一つの価値、「交換価値」(人によってはお金と交換できるから資産価値ともいう)があります。見抜くには専門的な知識と経験、そして品質判定できる技能が必要です。よく鑑別業者の発行する鑑別書(分析結果報告書)を使って「非加熱ルビー」とインターネット等で見ることがありますが、正確ではありません。その書類には、「No indication of heating」(加熱された痕跡が認められない)とコメントされているだけです。宝石の種類、サイズ、よくて原産地の情報ぐらいしか記載されていません。宝石、特に最も難しいといわれるルビーは、しっかりと品質を確認、査定ぐらいできる技能が無いと取り扱うべきではありません。もし、鑑別書が間違っていたらだれが責任を取るのでしょうか?日頃から持ち込まれるルビーの査定をしていますが、何度も「非加熱ルビー」だと鑑別書がついたルビーに値段をつけられなかったことがあります。どう考えても加熱処理をしていると判断したからです。その時のお客様の残念そうな顔が忘れられません。品質保証書…文章に書いたらとても簡単ですが、実際にやるのは、大変です。それができる人かどうかを見分ける方法は、ご自分のルビーを持っていって観て貰えばすぐに分かります。その時に、品質判定ができるかどうかです。品質判定ができる人は、その場で値段をオファーしてくれると思います。それが売れる値段です。よくオークションで落札した価格が相場だ…という人がいますが、違います。そのルビーが幾らなのか?ということです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

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