モリスルビー22SR0106

 

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モリスルビー22SR0106

カラット 0.18ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 3.4/3.1/2.0

ルビーの特徴

クッションとラウンドの中間的な輪郭とクラウン部分はスターのファセット(切子)面と下部のパビリオン側にはステップを3段つけたミックスドカットに磨いた天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、ミャンマー連邦共和国の第二の都市マンダレーから北に270㎞程のところ山岳地帯にある町モゴック(Mogok)で発掘されました。モゴックへの移動では、自動車で山道のカーブを1000個クリアする必要があり、コロナ感染拡大問題が起こるまで、定期的にモリスの日本のスタッフも現地に連れて行ったことがありますが、慣れていないと到着するだけで疲れてしまいます。最高の宝石と呼ばれるミャンマー産ルビーの産地が、そういう秘境にある…何か隠されている感じがするという部分も私個人的には好きです。さて、ミックスドカットに磨かれたルビーのサイズは、縦3.4㎜/横3.1㎜/深さ2.0㎜、重さは0.18ctの小粒なサイズですが、品質は立派です。ミャンマー産の中でも希少性の高い深紅の色調と高い透明度、彩度に加えてプロポーションの良さから結晶の奥からキラキラとした輝きが湧き上がってくるとても美しいルビーです。蛍光性が強く、接触変成岩起源のルビーらしい独特な雰囲気があります。このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール(天然無処理で美しいミャンマー産ルビーのスケールです)の上で見た場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4.5」このサイズから見た場合ベストな濃淡だと思います。そして品質を3つのゾーンに分けた場合、JQジュエリークオリティ(高品質)です。GQジェムクオリティにならない唯一の理由は、クオリティスケール上の色の濃さが#4.5であるということですが、前述の通りサイズから見た場合、ベストな濃淡であり、3ゾーンで分けた場合は、JQですが、このルビーが良いと説明して、おススメするでしょう。#6の色目のルビーよりもむしろ美しく見えるからです。しかし、それでも手の上に乗せてみた時に、
このルビーが好きかどうか?という感覚が重要で、それが先ですが…。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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