モリスルビー22SR0139

 

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モリスルビー22SR0139

カラット 0.27ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 4.1/3.1/2.3

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビー モリスルビー22SR0139  0.27ct Myanmar Gem

ルビーサイズ

ルビーサイズ4.1/3.1/2.3

ルビーの特徴

紫味をほんの少し感じさせる色調と高い透明度と長細いオーバル型の形が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビー
ミャンマー中北部の中山間地域にあるモゴック鉱山で産出された原石の結晶を少しでも大きく残そうと原石の形に沿って磨いていきました。サイズは、縦4.1㎜/横3.1㎜/深さ2.3㎜、重さは0.27ctと小粒です

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさ「A」、色の濃淡「#5.5」、3ゾーンに分けるとジェムクオリティ(最高品質)です。ジェムクオリティらしい形にしてあげたかった。写真の12時と1時方向の間にある生地不足を残しているのも、できるだけ大きく残そうとした結果ですが、この生地不足をリポリッシュ(再研磨)して目立たなくしても、重さは0.01ct~0.02ct少なくなるだけですが、モリスはそれをやりません。サザビーズやクリスティーズで出品される数億円のルビーをご覧いただければ分かると思いますが、生地不足は、表面のキズを残したままのモノがほとんどです。天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、同オークションでも特別な宝石で、ダイヤモンドやサファイア、エメラルドでは、考えられないことです。

ルビーの場合は、何世代か形が変わっていないものも多いのが特徴です
宝石は、通常、枠を外された時に、リカット、リポリッシュされて次の世代など時間を越えて受け継がれていくものですが、ルビーの場合は、何世代か形が変わっていないものも多いのが特徴です。手に入りにくいことをうかがい知ることができます。商業的に最も早くから人工合成石や処理石が出回り、今では市場のほとんどが天然無処理で美しいモノではなくなった宝石がルビーです。ダイヤモンドの人工合成石問題が、最近よく問題になりますが、ルビーは150年以上前にあった問題であり、現在は、天然無処理で美しいもの、人為的に処理をして美しさを改良したモノ、人工的に合成されたモノ、そして模造石、類似石に分けられる技術が確立されました。100年にわたって価値がよく分からなくなっていた接触変成岩起源の天然無処理で美しいミャンマー産ルビーが見直されてきたのが、つい最近のことです。この小さなお宝…ブライダルリングやアニバーサリーのジュエリーなど、人生の大切な記念になる日に使っていただきたいと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

ルビーのインクルージョン

ルビーのインクルージョン

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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