モリスルビー23MKMR005

 

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モリスルビー23MKMR005

カラット 0.91ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) GEM
Size(サイズ) 6.3/5.2/3.0

ルビーの特徴

素晴らしいコクのある深紅の色調、高い透明度と彩度、クッション型に磨かれた「顔」の大きな天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、同国の中北部の中山間地域にあり、世界的にその名が知られたルビー鉱山モゴック(Mogok)で産出した平たい原石をクッション型のミックスドカットに磨きました。サイズは縦6.3㎜/横5.2㎜/深さ3.0㎜のいい形です。重さは0.91ctですが、コクのある色調と相まって見た目以上1ct以上の存在感があります。宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#6」、クオリティスケールを3つのゾーンに分けるとジェムクオリティ(最高品質)のルビーです。最高品質でプロポーションの良いこのルビーは、是非とも指輪に使っていただきたいと思います。指輪は、自分の手に着けた時に、そのルビーが最も魅力的な姿、鏡を通した姿ではなく、自分の目で直接見ることができるジュエリーです。「美しさを楽しむ」という観点では一番いいと思います。10年以上前の話ですが、現在、上野の西洋美術館に所蔵されている3750年前から残る「ヒストリックリング」を手に取って研究する会に参加したときの印象です。指輪は最もパーソナルなジュエリーであり、数千年前に着けた人物をとても間近に感じられたことを思い出します。古代エジプトの時代に作られた指輪をその当時に着けた人が見たであろう姿で今も使うことができる状態で自分の指に着けることができました。数千年という時間を超えて同じ感覚を感じられるという非常に貴重な体験をさせていただきましたが、同時に、宝石は、時間と場所を越えていく…一つ一つの指輪が、その時に着けた人の気持ちを伝えてくれていると意味では、重要な文化遺産だと参加した皆が実感しました。天然無処理で美しいミャンマー産ルビーで作られた指輪は、1000年後もこの世に残りメッセージを伝えてくれるのか?とても楽しみです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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