モリスルビー23MKMY009

 

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モリスルビー23MKMY009

カラット 1.17ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 6.2/5.1/3.8

ルビーの特徴

蓮華を思わせるピンキッシュな色調とちょうど良い色の濃さが絶妙にバランスした「パット明るいルビー」、結晶の中のインクルージョン(内包物)は少しあるが、透明な結晶インクルージョンで、美しさに影響していません。ミャンマー中北部の中山間地域にあるモゴック(Mogok)のルビー鉱山で発掘された原石をヤンゴンで、少しおどけたようなクッション型のミックスドカットに磨きました。ダイヤモンドでは考えられない原石の形を活かして歪んだままファセット(切子)面をつけていきました。サイズは、縦6.2㎜/横5.1㎜/深さ3.8㎜、重さは、縦横に対する深さの寸法もちょうど良いことで結晶の奥からキラキラとした輝きが湧き上がってきます。重さは1.17ct…高い彩度と前述の取り蓮華のお花のような色調、そして1ctを超えるサイズによって存在感があって大きく見えます。このルビーの周囲に小さなダイヤモンドで取り巻いた構想のジュエリーにするとキラキラした感じの連鎖反応が起こると思います。宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「B」美しいもの(S~DまでBeauty scaleで色調、透明度、色彩、色むら、プロポーションなどを総合的に見て美しさを判定します)、色の濃淡は「#4」で、品質を3つのゾーンに分けた場合、JQジュエリークオリティ(高品質)です。さて、美しさを観るときにS(輝きがあり特に美しいもの)からD(美しさに欠けるもの)まで、美しさに関わる要素をポイントをおさえて品質判定するのですが、それは、流通する時の値段が適正かどうかを見るための道具であり、持つ方にとっての好みには関係しません。確かにプロのジュエラーに「このルビーが良いですよ!」とすすめて貰って手にすると、良いものを選んだという満足感はありますが、それよりも大切にしていただきたいのは、手の上に乗せて観た時に「好きだ!」と感じるかどうか?です。そのルビーを選んで「私のルビー」になるかどうかは、品質の優劣ではなく、相性が良いかどうか?です。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

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