モリスルビー23MR0002

 

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モリスルビー23MR0002

カラット 0.48ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 5.1/4.2/2.9

ルビーの特徴

ペアーシェイプ(梨型またはなみだ型)が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、素晴らしい透明度と最高の色調の原石をモリスシンギュラリティカットで磨きました。産出は、ミャンマー最北部カチン州の幻のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)です。ナヤン産ルビーの特徴は、少し青みが強く透き通った結晶です。すべてのルビーが漂砂鉱床から産出されることがその理由だといわれていますが、それだけではない可能性もあります。モリスが20年前にミャンマーの現地法人で「ルビー研究所」を開設した時に、ご尽力いただいた元ヤンゴン大学鉱物学教授、故ミンカイ先生の説では、ナヤン産ルビーが結晶するホーステールと呼ばれる断層が何層にも押し付けられた環境は、他の産地よりも高い圧力がかかっている可能性があると仰っていました。他の産地よりも小粒で、透明度が高いことに関係しているかも知れません。そして前述のように少し青味のある結晶が多いのですが、このルビーのように青味をほとんど感じさせない素晴らしい色調のルビーも時々産出されます。世界中の有名な宝石研究所が発行する分析結果報告書でピジョンブラッドとコメントされるルビーは意外と、このナヤン産が多いのですが、一般的には、あまり知られていません。書類には、モゴック産もしくはナヤン産と記載されますが、この質のルビーのことです。私個人的には、宝石の価値判断をしない宝石研究所が価値に影響を与える「ピジョンブラッド」という呼称を使うことには疑問を感じていますが…さて、サイズは縦5.1㎜/横4.1㎜/深さ2.9㎜、重さは、0.48ctと存在感があります。宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「A」、色の濃淡は「#4.5」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティです。しかしサイズから考えるとジェムクオリティと考えても差し支えないと思います。特別な品質のこのルビーは、とても希少性が高いもので人生の思い出となる特別な日に贈るジュエリーおすすめです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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