今日はモリス銀座店でお茶のお稽古を行いました。モリス銀座店ではご来店されたお客様のおもてなしにお抹茶とお菓子を召し上がっていただいています。
ルビーとお抹茶どういうつながりがあるのか。
お茶と向き合う時間とルビーと向き合う時間は空気感がにています。茶の湯の作法にはすべて意味があり、それと同じく茶室の構造にもひとつひとつ意味や理由がある。
ルールや決まり事ではなく“意味がある”。それがあることによってあの神聖な空間ができているのです。
お客様に出すお抹茶を立てているときに一緒に思い出すモリスが込めた“意味”を伝える森社長の記事がありました。私はお抹茶を立てる時にいつもこのルビーのネクタイピンのストーリーを思い出します。

森社長ブログより引用
茶道…お茶席のあの緊張感と静けさ…そして、亭主は、口には出さないが、たいへんな苦労をして準備して、しかしお茶席では、あたかも何事も無かったかのように、作法とおりにおもてなし… そういう想いを形にできないか?と集めていた原石を使って…デッサンを描いてスタート。決まったら、そこからスタート。
鉱山担当のミヨテさんと、研磨工房の責任者ゾーミンチョーさんが、構想に合う原石を数百点目を通しながらミーティング。
原石を選ぶ仕事が、一苦労。カット研磨した時に、どういう形になるかは、何十年も経験を積まないと分からない。熟練工でも、数時間、原石とにらめっこ。
それから、カット研磨作業。そして、ジュエリーの製作。これもまた、一つずつ違う形のSGカットのルビに合わせて、金属を一つづつ合わせて作る。そして、完成。豪華なタイピンが完成。発想があっても、原石を選ぶミヨテさんが、私が創りたいものの感覚が分かっていないとダメだし、カット研磨するゾーミンチョーさんに伝わらなくてはダメ。
もう20年近く一緒に仕事をしてきた阿吽の呼吸がないと、頭で理解するモノではない。鉱山からタイピンまで、たくさんの人の感性を合わせて創るジュエリーは、美術品と同じだと思う。
エタニティリングもペンダントも…
皆同じ。いつも、ありがとう。
引用ここまで






宝物をお届けして喜びを創造する。お茶はそんなコンセプトを伝える意味でも大事な存在です。モリス銀座店にお越しいただいた際はぜひお楽しみください