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新春
GEM STONE 展の
ご案内

モリスルビー 22SR0116 0.23ct Myanmar Gem

ルビー専門店モリスは、 2023年1月5日(木)より、新春イベントとして「GEM STONE 展」を開催しています。毎日、モリス京都三条本店とモリス銀座店でご覧いただけるルビーをご紹介しています。本日ご紹介するルビーは、モリス京都三条本店にてご覧いただけるルビーです。(ここより「今日のルビー」より抜粋)

純色の赤に近い色調はとても珍しく、通常、ミャンマー産ルビーは、紫味が強いものです。その素晴らしい色調と、彩度の高さ、結晶の質が良く高い透明度が特徴的な結晶をオーバル型のミックスドカットに磨きました。

 宝石上面のテーブルがある部分の周りにスター状にファセット(切子)面をつけた形をクラウンと呼びますが、通常、ダイヤモンドでは、下の部分(パビリオン側)は、最下部の尖った部分に向けて真っ直ぐに放射状に長細い三角形のファセットでつなぐことでテーブル面から入った光を反射させ、そしてダイヤモンドの結晶の中で分光させ七色の光を表現する形をブリリアントカットといいますが、ルビーの場合は、輝きだけでなく、赤色をどう表現するか?という課題と、そして、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの場合は、結晶の生地をなるべく大きく残すという様々な角度から考えなくてはなりません。ダイヤモンドの場合は、ピラミッドを上下に二つ合わせたような結晶(ソーヤブル)をメインとサブの2つに切断(ソーイング)しますが、ルビーの場合は、ソーイングせずに、ほとんどすべて、原石にそのままファセットをつけていきます。他の色のついた宝石と比べても、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの原石の産出は遥かに少なく、また小さく希少だからです。このルビーのサイズは、縦3.9㎜/横3.0㎜/深さ2.2㎜、重さ0.23ctと小粒なルビーですが、そう思ってご覧いただくと少し歪んだオーバル型に磨かれている意味もよく分かると思います。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは

美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」このサイズでは、ベストな濃淡だと思います。そして品質を3つのゾーンに分けた場合、ジェムクオリティ(最高品質)のルビーです。赤くキラキラ輝く姿、とても存在感のあるルビーです。

この記事を書いた人

服部店長
株式会社モリス
モリス京都三条本店 店長