Concept

ルビーは古代ギリシャでは、軍神マルスを守る宝石として重宝されてきた「守護」の象徴です。その守るという意味を形にできないか?という発想をコンセプトにした時に浮かんだのが、「アラベスク」蔦(ツタ)の紋様です。古くは古代エジプトの蔦の紋様に起源があるとされており、それが唐に伝わった後、唐草模様として日本に伝わったとされていますが、元々は、家屋の周りを囲む蔦が外からやってくる脅威から守ってくれるという意味があります。西洋に伝わってペイズリーの模様になったり、イスラム圏に伝わってモスクを飾るアラベスク文様になりましたが、元々はアラベスク=アラビアから伝わった紋様です。ルビーが守護の象徴だったことに着想して生まれた指輪の構想は、見るたびに、守られていると実感できると思います。自然の造形美であるルビーを装着するジュエリーの形には意味があるべきだと思います。
Ruby Data
こちらのルビーの魅力
ミャンマー産に一番多い赤柴色で、かわいいお米の形をした原石をそのままルビーに最も多く用いられるオーバル(楕円形)型のミックスドカットに仕上げました。通常の形です、1ctを超えるルビーの大きさを確保することができました。少しでも大きく残したいと思う職人たちの気持ちが、その少し歪んだかわいらしい形に表れています。もう少し長細い形であるか、もしくは丸い形にリカット(再研磨)すれば、より宝石として品質は高くなります。また、このルビーは、いつかリカットする時に逆さまにしてカボションカット(丸くツルッとした形)にするも良いと思います。顕微鏡を覗いてみると、カルサイトと思われる小さな結晶インクルージョンに加えてシルクインクルージョンが少し多く内包されているため、透明度は少し低くなっていますが、カボションカットにすれば、スタールビーと呼べるほどではありませんが、どこかに小さなスター(アステリズム)が浮かんでくるかも知れません。丸くカボションカットにした時に六条の線が浮かぶルビーをそう呼びますが、スターが出る理由は、シルクと呼ばれる針状ルチルの結晶が密集して内包されていることによります。
19AT0035
カラット | 0.79ct |
Origin | Mynma |
Quality(品質) | jewelry quality |
Cut(カット) | Mixed cut(Oval Shape) |
Size(サイズ) | 5.8㎜/4.2㎜/3.4㎜ |
もっとルビージュエリーを見る▷
ルビーのお問い合わせはこちら
ルビーについてのご相談なら何でも大歓迎!お問合せ・来店予約はこちら
ルビーイベント情報
11月12日(金)11月13日(土)銀座店特別セミナー
13:00~15:00
銀座店のルビーセミナー申し込みはこちらから▷
10月15日(金)10月16日(土)銀座店特別セミナー『価値ある宝石を見分ける方法』
10月15(金)16日(土)銀座店ルビーセミナー『手放す時に後悔しない宝石の見つけ方』
13:00~15:00
銀座店のルビーセミナー申し込みはこちらから▷
9月17日(金)9月18日(土)銀座店特別セミナー『価値ある宝石を見分ける方法』
9月17(金)18日(土)銀座店ルビーセミナー『手放す時に後悔しない宝石の見つけ方』
13:00~15:00
銀座店のルビーセミナー申し込みはこちらから▷
8月20日(金)8月21日(土)銀座店特別セミナー『価値ある宝石を見分ける方法』
8月20(金) 8月21日(土)銀座店ルビーセミナー『手放す時に後悔しない宝石の見つけ方』
13:00~15:00
銀座店のルビーセミナー申し込みはこちらから▷
ルビーのプロが教える手放す時に後悔しない宝石の見つけ方レポートモリス銀座セミナー
7月23日24日のルビーのプロが教える手放す時に後悔しない宝石の見つけ方レポート
6月25日(金)銀座店特別セミナー『価値ある宝石を見分ける方法』
6月25日(金) 銀座店ルビーセミナー『手放す時に後悔しない宝石の見つけ方』
13:00~15:00
銀座店のルビーセミナー申し込みはこちらから▷
ルビーのプロが教える手放す時に後悔しない宝石の見つけ方レポートモリス銀座セミナー
6 月11日12日のルビーのプロが教える手放す時に後悔しない宝石の見つけ方レポート
関連記事