07JL0379
カラット | 0.09ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | Jewelry quality |
Cut(カット) | Emerald Cut |
Size(サイズ) | 2.3mm/2.3mm/1.9mm |


チェリーピンク色の天然無処理で美しいルビー。縦横が2.3㎜のとても小さなエメラルドカットルビーです。折り紙を折って四角い箱を作ったかのような雰囲気、親近感があります。よく見て行くと、キチッとしたエメラルドカット外郭に対して、テーブル面のファセット面が少し歪んでいます。そして彼らのさじ加減を感じ、研磨した職人さんの作業風景を思い出します。写真左上のファセット面を、あと0.01㎜角度をテーブル面に向かって研磨すると、完全な形の四角いエメラルドカットになったハズですが、そこで止めているのは、ミャンマーのモリスルビー研磨工房のゾーミンチョーさんの判断です。モリスでもう20年以上、毎日、モリスルビーの研磨を続けてくれる彼に、「将来の夢は何ですか?」と聞いたら「私の夢は、これからもルビーを磨き続けることです」という。「ルビーを磨くのが私の人生なのです」と断言する職人が、磨いてくれることが嬉しい。宝石の研磨は、小さいものほど難しくなります。ダイヤモンドのメレはロボットがカット、研磨する時代になっても彼らは、数ミリの原石と真剣に向き合い、自分の目と手の感覚を頼りに磨き続けてくれる彼らを誇りに思います。モリスルビーのシンギュラリティカットには、彼の意見がたくさん取り入れられています。形を決めるモリスのミヨテさんと一緒に細かいところまで打ち合わせをしている姿、それを何十年も続けてくれる彼らの姿に頭が下がります。削る部分を最低限にして美しさを表現するのは、実は既存の形にするよりも遥かに難しく、時間のかかる作業で、それを毎日続けるには、技術だけでなくハートの部分が大切になります。同じ作業のように見えて、個性があり、一つ一つ違うルビーの個性と向き合ってくれる人がいて、この2.3㎜の四角いモリスルビーが生まれました。「このルビーが好きだ!」という方は、是非、仰って下さい。そのお褒めの言葉をミャンマーの職人さんたちに伝えて上げたいと思います。


Crystal inclusion

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