今日のルビー17FY0003

17FY0003-②

モリスルビー17FY0003【SOLD】

17FY0003

カラット1.61ct
Origin(産地)Myanmar
Quality(品質)Jewelry
Cut(カット)MORI'S SG cut
Size(サイズ)6.7mm/4.4mm/4.3mm

赤い氷のように、透明度が高く、神秘的な輝きを発するルビー

赤い氷のように、透明度が高く、神秘的な輝きを発する結晶は、まさに宝の石であると感じました。ナポレオンがコルシカ島で最後まで肌身離さず身に着けていた「アドム」という赤い石から名前をいただいて「ドム」大地という名前を付けました。強烈な存在感を放つルビー。原石の形をほぼそのままに、宝石ルビーが自然の造形美であることを表現できたと思います。まず、ルビー鉱山を採掘していて実感していること、研磨した後に1ct以上の重さが残るルビーは、ほとんどないということ。宝石の中でルビーほど、人工合成石の種類も多く、人為的な処理をして美しさを改良する技術が進んでいる宝石は他にはありません。ルビーの人気(需要)が昔から高いこともありますが、それ以上に、ルビーは、元々、非常に希少性が高い宝石だからです。

モリスルビーのシンギュラリティカットとは、

モリスルビーのシンギュラリティカットとは、シンギュラリティという名前は、私たちモリスがそう呼び始めましたが、この名称には2つの意味が込められています。一つは「シングル」唯一無二であるという意味。私たち人間と同じようにルビーの結晶は、そのひとつひとつに個性があり同じものが2つとしてありません。品質を判定することはできても、私たちが作り出せるものではないという意味と、もう一つは、シンギュラリティ「特異点」という意味です。今まで人間は技術を発達させてきました。私たち人間が都合の良いように自分たちの好みで自然の形を変えてきました。それが今の環境破壊の元凶ではないでしょうか?宝石を決まった形にカットして研磨するのも、商品として売りやすくするため、作業効率を上げるため…すべて人間中心です。採掘現場で感じたのは、人間は「傲慢だ」ということです。私たちにできるせめてもの努力は、採掘した現場をもとあった姿よりも緑色にしてお返しすること、そして、お預かりした「お宝」が自然からの贈り物だと分かるように、結晶それぞれの形をよく見て、最小限の作業で美しさを表現し、次の世代に残していくことだと思うのです。モリスシンギュラリティカットは、そういう想いで開発されました。ナヤン鉱山で採れた丸い結晶はラウンドブリリアントカットに、四角い結晶は四角、このドムのように不規則で箱の形のような結晶は、不規則な形を活かして自然の美しさを表現していきたいと思います。

Inclusion (ルビーの内包物)

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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