17JY0045
カラット | 0.42ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | jewelry quality |
Cut(カット) | Mori’s SG cut |
Size(サイズ) | 5.7㎜/3.7㎜/2.4㎜ |


変わった形と美しい色、艶を持つのルビー
この変わった形と美しい色、艶を持つのルビーは、研磨作業前の議論から始まった。形は歪だが、結晶の美しい原石をどの様な形にすれば良いのか?通常のオーバルの形にすれば、0.3ctギリギリか、少しのミスで0.2ct台になってしまう原石でした。モリスシンギュラリティカットの形を決めるミヨテ、そして研磨を担当する熟練工のゾーミンチョーと、どの様な形にすれば良いのか?かなりの時間を話し合って、「原石の形をそのままに、ただ磨こう」という結論に達しました。どこも削り落とさずに、ただ原石の形に沿って磨いてみよう、そして完成したらもう一度、どうすれば良いか考えよう…と研磨作業がスタートしました。凸面の研磨作業は容易ですが、凹面の研磨作業は困難を極めます。結局、最後には写真上部の出っ張った部分を削り取ってしまうなら…この作業に意味はあるのか?私たちは、考えました。しかし、やってみなければ分かりません。
こんな形のルビーは見たことがない
時間が経って検品する段階で、この面白いひょうきんな形を見たとき、3人とも笑顔でした。こんな形のルビーは見たことがない。研磨したゾーミンチョーが「モリスシンギュラリティカットが無ければ、一生こんな形のルビーを見ることはなかった…」とつぶやいた時は素直に嬉しく感じました。自然の造形美である宝石ルビーは、そのままで芸術品なのだ、ということを再認識させてくれたルビーです。このルビーは、結び目「ノット」をコンセプトにした指輪に装着されました。結び目の形、構想は太古より欧州では、愛を表す「ラバーズノット」、強い、固いことを意味する「ヘラクレスノット」など様々な結び目を、結ばれている、離れないこと絆の象徴として使われてきました。モリス銀座店店長の梅澤が、このルビーをみて「結び目」で包んであげたいと感じて生まれたジュエリーです。ジュエリーの形、構想にはいろいろと伝統的なものがありますが、変わった形の原石を磨くところからのストーリーと、そのルビーを見た時に感じ、そのルビーが発するメッセージを受けてジュエリーを創っていく。モリスルビーのジュエリーの製作は、そのルビーの結晶が持つ個性を感じるところからスタートします。
nclusion (ルビーの内包物)
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。
Inclusion (ルビーの内包物)
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。


Crystal ( 50x ) inclusion

Silk ( 50x ) inclusion
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