18AT0032
カラット | 0.49ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | Jewelry Quality |
Cut(カット) | MORI’S SG cut |
Size(サイズ) | 4.5㎜/4.3㎜/2.7㎜ |


ピンク色の薔薇を思わせる雰囲気と驚くほど透き通った透明度を持つ原石の生地をなるべく大きく残すために原石の形に沿ってファセット(面)をつけ、磨き上げました。~角形の形さえ分からない独特な形のピンキッシュルビー(ピンクサファイア)になりましたが、この結晶の持っていた魅力は表現できていると思います。もちろんルビーは、深い赤色のモノが世の中で評価が高く、希少性が極端に高いために圧倒的な存在感があります。そしてピンキッシュなルビーは、真っ赤なものと比較すると産出量も多くなります。だから、日本のお店に並ぶときには「安い宝石…ピンクサファイア」と言われることがあります。それは、人為的な処理をして美しさが改良された赤いルビーの方が高級品に見えるからです。しかし、採掘の現場では、天然無処理で美しいルビーの結晶は、人為的な処理をして美しさが改良され、世の中に出ていくルビーよりよっぽど希少性が高く、その価値は、比べるまでもありません。宝飾品であるジュエリーにとって美しいことは、とても大切なことですが、その美しさは、自然の美であるべきで、私たちモリスは、鉱山で見た時に「お宝」と感じられるかどうか?が重要だと考えています。人為的な処理をする前の黒い原石が売買されていく現場では(黒い原石でないと処理をして赤くできないから)その段階でルビーだと気付く人はいないと思います。現場で見た時に、どちらが宝石として格が高いか?と言えば、ピンキッシュであっても産出時に、美しく輝くものだということに異論はないと思います。
このピンキッシュルビーを見ていると「シンデレラ」を思い出します。そして、いつか天然無処理で美しいことの価値は、世の中に広がっていきます。その時に、この何とも言えない形のピンキッシュルビーが輝き始めると思います。「あなたのままでいて下さい…」というメッセージを私たちに届けていくれます。
Inclusion (ルビーの内包物)
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。


Silk(50x) inclusion

Silk(50x) inclusion
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