18AT0097
カラット | 0.38ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | Jewelry Quality |
Cut(カット) | MORI’S SG cut |
Size(サイズ) | 4.9㎜/3.8㎜/1.4㎜ |

原石の形をそのまま活かしたカットをしたルビー
この三角形を組み合わせて作った六角形になった形は、時々現れるルビーの原石の形そのものであり、原石の形をそのまま活かし、すこし変形していた下部にファセット面をつけて仕上げました。自然の形そのものを楽しんでいただけます。ルビーの原石の形には、14から15種類の原石の形があり、鉛筆のような形をした六角形のモノから、三角形の面、台形の面、四角の面を組み合わせた様々な立体的で不思議な形が見られます。もちろん人間がつくった訳ではありませんので、自然の法則に従って規則的に原子が整列している結晶だから透明になっているのです。面白い話を聞いたことがあります。
なぜ同じ石なのに透明になって向こう側が見えるのか?
宝石学会が開催された時のことです。宝石ルビーの分析鑑別では、世界的権威でいらっしゃる京都大学の鉱物学の北村教授に、学会終了後の時間に、鉱物学者でもない私の質問…ルビーを含めた結晶は、「なぜ同じ石なのに透明になって向こう側が見えるものと、同じ材料でできていても不透明で向こう側が見えないものがあるのでしょうか?」に応えていただい時の話です。答えは「光が透過するからです。分子単位できちんと整列しているからです」そして、分かりやすい例え話をしていただきました。「運動会で学生さんがキチンと並んで行進している時は、角度よって向こう側の景色が見えるが、渋谷のスクランブル交差点のような法則の無いところを人々が好きな方向に向いて歩き始めると、向こう側の景色が全く見えなくなってしまう…それでは光は透過しないからです…」と。非常に分かりやすい例えでした。想像もできないくらいの数の分子が同じ方向を向いて並んでいる姿が結晶だということです。
私たち人間の目には見えないミクロの世界にある規則正しい法則がある
その結晶の内なる世界を顕微鏡を使ってインクルージョンを観てみるとルビーの中にカルサイトと思われるカルシウムの結晶が見えます。ルビーを育んだ母岩は、真っ白な大理石ですが、それがルビーの中に入ると透明な結晶になる…。私たち人間の目には見えないミクロの世界にある規則正しい法則があり、私たちが意識していなくても、大自然という目に見えないシステムの上で私たちは生きているのだ…と感謝の気持ちが湧いてきます。このルビーの形は、大自然からのメッセージだと思います。
Inclusion (ルビーの内包物)
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。


Crystal(50x) inclusion

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