ルビー専門店モリスルビーの【毎日更新今日のルビー】ルビーNo, 18DR0231|モリスルビー専門店ブライダルジュエリー指輪(リング)

18DR0235

カラット	1.04ct
Origin(産地)	Myanmar
Quality(品質)	Jewelry Quality
Cut(カット)	SG Cat
Size(サイズ)	6.5㎜/5.8㎜/3.9㎜

ルビーNo, 18DR0235

ルビーNo ,18DR0235

少し青味を感じさせる色調とインクルージョンが少し目立つものの、透明度高く、結晶の奥から湧き上がってくる輝きが美しいルビーです。ミャンマー最北部カチン州のナヤン鉱山にて発掘された貴重な、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの原石の生地を活かした形に磨き上げました。宝石品質判定のクオリティスケール上で、美しさは「A⁻」、少しインクルージョンが目立ちますが、輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「＃4」のジュエリークオリティです。　まず、写真で見た場合、正面の平らな部分、テーブル面を決めたら全体の形をつくって行きます。テーブルを取り囲むクラウンの部分、続いてルビー下部の尖った部分、キューレット側を決めて、粗削りを行います。この時に大切なのは、ルビーの結晶の軸に対して横方向からの光に対してピンク色とオレンジ色の二色に分かれる性質を持っています。結晶の軸がなるべくテーブルに垂直に立つようにすることが、美しいルビーの色を表現するために重要です。この梨型でもクッション型でもない結晶の生地の大きさを活かしながらシンギュラリティ―カットで磨き上げました。そのため、大きさは縦6.5㎜/横5.8㎜/深さ3.9㎜、重さは1.04ct残りました。1ctを超える天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの特別感を感じていただけると思います。
モリスシンギュラリティカットは、ルビーの原石を既存の形に嵌め込んでいく、自分たちが理想としている形に結晶を削って行くのではなく、大自然の造形美であり、個性であるルビーの原石の結晶と向き合って、少しずつ磨き、その原石が魅力的になったら研磨をストップする…というものです。硬度もダイヤモンドに次いで高いだけでなく、割れにくさはダイヤモンドを凌ぐ宝石ルビーでも、長く使うとキズやファセット（切子）面の角が欠けたりします。いつの日か、リカット（再研磨）する時がやってきます。その時のためになるべく生地を残しておきたいという想いで始めたスタイルです。このルビーもいつの日か、リカットする時が来ると思いますが、充分な生地が残っています。間違いなく次の世代、次の次の世代の方がこのルビーを見る時には、理想とされる宝石ルビーの形も変わっているかも知れません。