18NR0008
カラット | 1.06ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | Jewelry Quality |
Cut(カット) | Mixed cut (Oval shape) |
Size(サイズ) | 6.0㎜/5.2㎜/3.8㎜ |


天然無処理で美しいミャンマー産(ナヤン産)ルビーの理想的な形の原石をオーバルシェイプのミックスドカットに磨きました。1ctのルビーとしては色のコクがあれば最高のジェムクオリティになっていましたが、ほんの少し色の濃淡の面で淡いこと結晶に紫味が強い部分があります。これもこのルビーの特徴であり個性です。ビューティースケール上では、ほとんどジェムクオリティとジュエリークオリティ―の境界線上にあるルビーといって良いと思います。そして、シルクインクルージョン(ルチルの針状結晶)の密度がちょうどよい感じで入っており、透明度が若干下がってしまいましたが、いい色調になりました。これもまた、このルビーの特徴であり、世界に一つしかない結晶の個性です。このようにルビーは、単純に色調と色の濃淡を関係だけでクオリティが判断されるわけではありません。クオリティスケールを見る時、特にルビーは、その色調(紫色の強さ、灰色の強さ、褐色の強さ)と色の濃淡の関係は非常に難しく、色調の違いが、感覚的に色の濃淡に影響を与えている時があります。この感覚的な誤差を修正するためには、モノサシの活用が重要になってきます。クオリティスケールを考案された諏訪恭一会長は、そこを十分にお考えになられています。クオリティスケールが素晴らしいと思うのは、諏訪会長自身が、事実と感覚的な部分を両面から大切にしておられる部分です。ルビーの色の濃淡について、ミャンマー産ルビーとタイランド産ルビーのトーン(濃淡)の部分についてミーティングした際のことです。私自身は、色の濃淡という黒から白までの色の濃淡について、それぞれのルビーが持っている産地の特性によって、クオリティスケール上のジェムクオリティの枠が変わるべきだと思っておりました。ミャンマー産ルビーは、タイランド産のジェムクオリティよりももう一段階濃いところが、最高の色であり、そのルビーを見る光源によって最高の色調を発揮します。いわゆるピジョンブラッドです。しかし、人工の光源の下でみる時に、濃淡が濃すぎるように感じます。タイランド産のルビーと違うところです。その意見を述べた時に、諏訪会長は、さっそく会長自らが、蛍光灯や太陽光など色々な光源の下で色の濃淡における違いを検証されました。理論と感覚を超越した「事実」を追及される姿勢に感銘を受けた記憶があります。さて、このルビーは、ジュエリークオリティと表現していますが、将来的にジェムクオリティの枠に入って行くかも知れません。それだけの品質を持った結晶です。そして、先日も申し上げましたが、ルビーを見る時に一番大切なポイントは、このルビーを手に取った瞬間に「好き」かどうか?相性の部分が最も大切です。
Inclusion (ルビーの内包物)
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。


Silk(40x) inclusion

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