ルビー専門店モリスルビー／ミャンマー産天然無処理ルビー|モリスルビー専門店ブライダルジュエリー指輪(リング)

19JE0012

カラット	0.27ct
Origin(産地)	Myanmar
Quality(品質)	Jewelry Quality
Cut(カット)	Mori's SG cut
Size(サイズ)	4.1㎜/3.4㎜/2.5㎜

少しひょうきんな形のルビー

この少しひょうきんな形のルビーは、ミャンマー最北部カチン州のナヤンルビー鉱山で産出されました。パッと見た時の印象とは違って、若干の紫味としっかりとした赤が特徴的な色調と透明度の高さが特徴的です。このルビーは、直径3㎜のラウンドブリリアントカットにすれば驚くような輝きを発揮する3㎜という大きさに限定して考えれば最高級のルビーになります。しかし、それはこの先、何百年後でも再研磨すれば良いことです。そして何よりお持ちになる方が、この形を個性として好きになっていただければ世界に一つしかない「お宝ルビー」になっていきます。

なぜこの形になったのか？

そこで、このルビーをひょうきんな形で研磨を留めた理由を説明したいと思います。私たちモリスが20年前にルビーの原産地であるミャンマーへ向かった理由は、「自分が持っておきたい宝物ルビーを探しに行く」ことでした。自分自身が受け継ぐときにガッカリしない「お宝」であるかどうか？確かめないと自信を持てなかったからです。その当時は、創業したばかりで「ルビーの専門店」なんて言うだけで、自分のお店で並んでいるルビーについてくる鑑別書の内容以外は分からなかった。そこに書かれている内容を見ても、宝石の種類と大きさぐらいであり、すこし考えれば分かることですが、「これは本物のルビーです」と書かれていても、どのくらいの価値があるモノか？分からない。宝石とよく似ているのは、土地です。「一坪の土地」でも銀座の一坪と山奥のどこか分からないような土地の一坪と価値は全く違うはずです。1000倍ぐらいの価格差は当たり前です。それを宝石ルビーの場合は、どこの土地か？分からない状態でした。創業したての頃に、自分の眼で確かめに行くしかない。となったわけです。

鉱山で採掘して知った事実は…

外国人としては、40年ぶりに許可を取ってルビーの鉱山に視察に入ることができましたが、それでも採掘現場にいって視察するぐらいでは、観光旅行のレベル…結局なにも分かりませんでした。それで自社で採掘「宝探し」する方向に進んでいきました。毎日、イエッチョーが365日、毎日採掘して、3年ぐらい経ったころに、原石を同じ形に研磨していて「何をやっているんだ！」と気が付きました。私たちが、現場で見て「宝物を見つけたぞ！」と感動した時は、研磨後の商品ではなく「原石」でした。そういうプロセスを経てできたのがモリスSGカットです。このルビーを手に取って、山奥の鉱山で地表にでてきた時の瞬間を感じていただければ幸いです。