19JY0051
カラット | 0.17ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | Jewelry Quality |
Cut(カット) | MORI’S SG cut |
Size(サイズ) | 3.6㎜/3.0㎜/1.9㎜ |


奥から湧き上がるようなキラキラとした輝きが特徴の無処理で美しいルビー
このルビーは表面の艶と、奥から湧き上がるようなキラキラとした輝きが特徴の無処理で美しいルビーです。このルビーの上半分がカボションカットと呼ばれる丸くツルッと磨いたもので、下半分にファセットという面を付ける通常のカットにしました。顕微鏡を覗くとやっと,小さな結晶インクルージョンと僅かなシルクインクルージョンが確認できるほど高い透明度が特徴です。
原石の魅力をなるべく大きく残しながら、引き出すにはどうすれば良いのか?という発想で進められるモリスシンギュラリティカットは、時々、このバフトップと呼ばれる形のルビーように結果的に従来からある形になることがあります。モリスシンギュラリティカットのコンセプトは、「自然の造形美である原石の魅力を最小限の作業で表現できないか?なるべく大きく残して次の時代に受け継いてゆきたい」です。結果として「従来あった形」になることもあります。形が同じであれば従来と何も変わらないのではないか?という意見もありますが、私たちは「変わった形」を目指しているのではありません。そのルビーと向き合っているのです。このルビーは、今はこのバフトップの形と相性の良い方にご縁があって、人生を共に楽しんでいただき、いつの日か、受け継がれる時にまたモリスに帰ってきて欲しい願っています。もし100年後に、私たちモリスのスタッフにお持ちの方の思い出を聞かせて貰えたら、ジュエラーとして幸せなことです。
お宝ルビーをお客様にお届けし、感動していただければ…
お宝ルビーをお客様にお届けし、感動していただければ…と21年前にスタートしたモリスルビーのコンセプトは、とても分かり難いものだと実感しています。「この原石をどうすれば、小さくせずに魅力的になるか」「研磨せずに原石のままでいいのかも知れない…」「この原石の肌を残してあげようか」等々、研磨する職人、磨く部分を考えるミヨテと相談する時間は、経済的に考えると無駄なのかも知れませんが、私たちモリスは、この一つに時間をかけた「想い」は人に伝わると信じています。ひょっとしたら、100年後かも知れませんが、私たちが大切に思っていること「お宝ルビーの生地を減らすのはもったいない…」「地球のお宝を無駄にしないために、経済的な無駄を受け入れる」という想いが伝わるかも知れない。宝石ルビーは100年後も200年後も変わらずに存在し続けます。私たちが住む地球と同じです。次の世代のためにピカピカに磨き上げて受け継ぎたいという人の感性が、文化だと思います。この小さなルビーに込められたメッセージを感じていたただける方のところへ行って欲しいと願っています。
Inclusion (ルビーの内包物)
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。


Treacle(50x) inclusion

Crystal(50x) inclusion
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