21MRM005
カラット | 1.54ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | Accessory Quality |
Cut(カット) | Oval Cut |
Size(サイズ) | 7.8㎜/6.3㎜/3.0㎜ |


1.5ctを超える立派なルビー
1.5ctを超える立派な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。色調や色の濃淡も十分な水準にありますし、フェイスアップ(テーブルを上に向けてみたとき)でこのルビーを見た時に2ct以上の大きさ(7.8㎜×6.3㎜)があり大粒なルビーに見えます。深さが5㎜以上あれば、最高級のルビーになったことでしょう。しかし、残念なことに、このルビーのサイズは深さが3㎜しかなく、とても薄いため「テリ」と呼ばれるフェイスアップ時の輝き(モザイク模様)が弱くなっています。あと2㎜深さがあれば、ジュエリークオリティのルビーですが、この「顔」の大きなルビーとして紹介させていただく時には、アクセサリークオリティになります。
その希少性を実感しているモリスの選択
逆に、この高さの不足した原石の外周を削り落とし5㎜×4㎜×3㎜0.8ctぐらいのサイズで仕上げると、確実に品質が高くなり、悪くてもジュエリークオリティ、上手く仕上がればジェムクオリティのルビーになるかも知れません。しかし、ルビー鉱山で採掘をし、その希少性を実感しているモリスは、大自然の造形美であるルビーを見た目をよくするために削り落としたくありません。大きく見えることは、希少なルビーにとって大切な要素です。ただ、ご購入いただく時の価格については、ジュエラーとしてしっかりとお伝えしておく必要があるでしょう。お客様に、深さが不足しているということを伝えて、そのまま楽しんでいただきたいと思います。
宝石品質判定をするメリットは
宝石品質判定をするメリットであり、大切なポイントは、そのルビーが適正な価格で売買されるかどうか?のモノサシになるということです。このルビーをジュエリーにセットしてお店に並んでいたら、このルビーの特徴である薄さは、分からなかったでしょう。顔の大きなルビーは立派に見えますので、200万円ぐらいの高値で売れて行くかも知れません。しかし、このルビーは、1.5ctの大きさを残すとアクセサリークオリティで、形を整えて1ct以下の大きさに仕上げるとジュエリークオリティ、そのどちらの値段も50万円前後が適正価格です。天然無処理で美しいミャンマー産ルビーはとても希少で高額なイメージがありますが、ルビーをお探しになる方は、そのルビーの品質、特徴について説明を受けることが大切です。宝石ルビーの品質の見分け方については、モリス京都三条本店、モリス銀座店にてセミナーも開催しておりますので、お問い合わせください。詳しくはモリスのホームページをご参照ください。
Inclusion (ルビーの内包物)
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。


Crystal (80x) inclusion

Silk (80x) inclusion
ルビーのお問い合わせはこちら
ルビーについてのご相談なら何でも大歓迎!お問合せ・来店予約はこちら