21MY0009
カラット | 1.21ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | Jewelry Quality |
Cut(カット) | MORI’S SG cut |
Size(サイズ) | 7.0㎜/5.4㎜/3.3㎜ |
ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山であるナヤン(Nam-Ya)のマノウという鉱区から産出された原石の表面を磨きました。形は全くそのままで、そして写真でこちら側のこんもりとした部分を上にしてピカピカに磨き上げて、こちら側からは見えない反対側(ルビーの底部)はつや消しにして、立体感が出るように考えました。原石の生地が大きく残りましたが、通常のファセット(平らな切子)面をつけた形にすると、1ctを下回ったでしょう。せっかく大きく結晶してきた天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。少しでも大きく残したかったのです。さて、1.2ctのこの原石を見ていると世界中のロイヤルファミリーが王冠に着けている宝石ルビーの姿を思い出します。今では一番知られている王冠と言えば英国王室のインペリアルステートクラウンで、メインストーンとして「ブラックプリンス」という赤い石が着けられています。このブラックプリンス(黒太子)は、スペインの内乱を抑えるべく出陣したエドワード王子が、戦利品として持ち帰ったものであり、600年以上「ルビー」と考えられて「大英帝国の象徴」でした。王冠の枠が変えられるたびに外されて、次の王冠のメインストーンとして装着されてきました。そのブラックプリンス、ルビーと呼ばれてた石は、最近の宝石学、分析技術の進化によりレッドスピネルだと分かりましたが、今もエリザベス女王の戴冠し、変わることなく英国のシンボルですが、そのブラックプリンスの形を見れば分かりますが、ファセット(平らな切子)面はついていません。ただ表面を磨いただけに見えます。インペリアルステートクラウンには、カリナンと呼ばれる大きなダイヤモンドやそのほかにもブルーサファイアなど色々な宝石が着いていますが、それぞれファセット(平らな切子)面がついていてキラキラと輝いていますが、一番重要なブラックプリンスは、表面を磨いただけです。王冠の中心に、歪んだままの赤い石、ただ表面を磨いただけでセットされている様子が、とても宝石らしく感じます。このルビーは、大きさが200分の1...1.2ctですが、モリスのミヨテが原石の生地を大切にしながら磨いたお宝です。どんな姿のジュエリーに装着されるのか?今から楽しみです。
Inclusion (ルビーの内包物)
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。
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