ルビー専門店モリスルビー／ミャンマー産天然無処理ルビー|モリスルビー専門店ブライダルジュエリー指輪(リング)

21MY0079

カラット	0.53ct
Origin(産地)	Myanmar
Quality(品質)	Jewelry Quality
Cut(カット)	MORI’S SG cut
Size(サイズ)	5.2㎜/3.9㎜/2.8㎜

ルビーNo,21MY0079

すこしクールな印象を感じる色調と驚くような高い透明度のルビー

すこしクールな印象を感じる色調と驚くような高い透明度、そしてくな七福神の布袋さんの頭のような、思わず目と鼻と口を描いてあげたる形が特徴的なピンキッシュルビーは、ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山ナヤンのマノウ鉱区から産出された原石の形を活かして磨き上げました。透明度が高い結晶なので、テーブル（宝石上部の平らな）面からキューレット（宝石下部の尖った部分）側にある生地不足が確認できますが、意識して残した原石の肌です。美しさに影響を与えるものではないので気にされる必要はないでしょう。

ナヤン鉱山で産出するルビーの特徴のひとつ「細いシルクインクルージョン」が確認できます

この原石の肌を顕微鏡で拡大すると2000万年前に結晶した時についた跡が、このルビーが大自然の造形美だということを教えてくれます。ペンダントトップに仕立てると安定感があり収まりが良い形でしょう。更にインクルージョンを見て行くと、ナヤン鉱山で産出するルビーの特徴のひとつ「細いシルクインクルージョン」が確認できます。ミャンマー産ルビーの中でも特に、このルビーが発掘されたヒマラヤ山脈の麓カチン州のナヤン（Nam-Ya）産は、他のミャンマーの産地と比較して産出する原石の大きさは小さく、直径数ミリのモノがほとんどです。ミャンマーの国を縦断するザガイン活断層の終着点にある馬の尻尾のように湾曲し連なる地層のなかで結晶したとされるナヤン産のルビーは、数ミリの大きさのルビーを考えると最高の品質です。

どこからやって来たルビーなのか？という情報は大切なモノ

世界的に有名なモゴック産のルビーでも、小粒なモノの品質で考えるとナヤン産ルビーに勝てません。スイスのGubelin Gem Labや同じくスイスのSSEFのような宝石研究所の研究でもモゴック産とナヤン産のルビーは同じカテゴリーとして認識されていますので、分析結果報告書には、「モゴック産及びナヤン産ルビー」として表示されて区別されていません。しかし、ナヤン鉱山で採掘していた私たちは、この面白い布袋さんの頭のような形のルビーがナヤンの鉱山から産出したことが分かります。どこからやって来たルビーなのか？は、宝石としてとても大切な情報だと思います。