ルビー専門店モリスルビー／ミャンマー産天然無処理ルビー|モリスルビー専門店ブライダルジュエリー指輪(リング)

21MY0123

カラット	0.34ct
Origin(産地)	Myanmar
Quality(品質)	Jewelry Quality
Cut(カット)	MORI’S SG cut
Size(サイズ)	4.8㎜/3.3㎜/2.4㎜

ルビーNo,21MY0123

原石の形をそのままに、ファセット（平らな切子）面をつけ磨き上げたルビー

ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山、ナヤン（Nam-Ya）から産出された、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの原石の形をそのままに、ファセット（平らな切子）面をつけ磨き上げました。美しさのスケールは「A」、色の濃淡は「#３」のピンキッシュルビーです。透明度がとても高く、インクルージョン（内包物）が小さく、少ない透き通った結晶は、この鉱山で産出されるルビーの特徴です。インクルージョンを顕微鏡で拡大し撮影した写真を見るとご覧ください。

太古に生きた命が、このルビーを育みました

カルシウムの結晶と思われるインクルージョンが写っています。アパタイトもしくはカルサイトの結晶だと思われます。9000万年前の太古の地球、地殻変動によりインドが南極大陸を離れて北上していきました。インドのプレートが、海底の堆積岩を北へと押し上げて行きました。この堆積岩の大半は今から5億年前のカンブリア紀に生きた命のカルシウムと言われています。そして今から5000万年前よりユーラシア大陸に衝突し始めました。世界最高峰のエベレスト山をはじめとするヒマラヤ山脈は、この衝突による造山活動です。ミャンマー産ルビーを育んだ母岩は、この時のカルシウムでできた堆積岩が接触変成した石灰岩です。真っ白な大理石の中で赤いルビーが生まれて行きました。太古に生きた命が、このルビーを育みました。

地球の大陸移動もルビーを生み出すポイント

ミャンマー産ルビーを赤く輝かせる微量元素であるクロム（Cr）も太古の生命が持っていたものとされています。ミャンマー産ルビーが、他の産地と違うのは、この地球の大陸移動と生命の存在によって結晶した「接触変成岩起源」の宝石だということです。結晶する環境が特別だったのです。ミャンマー産ルビーの365nmの紫外線に対して鮮赤色に蛍光する様子を見ると、愛おしくなるのは私たちの命が共鳴しているのでしょうか？ミャンマー産ルビーが特別な宝石である理由は、太古の生命が関係しているからではないか…と感じます。ルビーが表す宝石言葉「生命」「情熱」「愛」「力」など生きていく力を与えて言葉が並ぶのも偶然ではないと思います。太古の生命の記憶であり、人を勇気づけてきたのがルビーという宝石です。このピンキッシュルビーは、紛れもなく太古の生命が生んだ結晶であり、お持ちになる方とどの様な思い出を創っていくのか？いまから楽しみです。