ミャンマー産ルビーのインクルージョンとは

ミャンマー産ルビーのインクルージョンについて

 

皆さんこんにちは、モリスルビーの森です。私たちはルビーの宝石商です。今日から少しづつ、宝石ルビーの見分け方について皆さんにお伝えしてまいります。どうぞ、お付き合いください。

今回はミャンマー産ルビーのインクルージョンについてお話したいと思います。まず、インクルージョンとは、ルビーの内包物のことです。ダイヤモンドを見慣れた方には、インクルージョンは無い方が良いと思われる方は多いと思いますが、ルビーの世界は違います。通常何らかのインクルージョンが入っているものでむしろインクルージョンは、そのルビーの個性であり、天然無処理の証にもなります。加熱処理をしたルビーのインクルージョンについては、また別の動画、処理の有無を見分ける方法でお伝えしたいと思います。もちろん、ルビーでは歓迎されるそのインクルージョンですが、美しさに悪影響を与えたり、破損の原因になるようなものは良くないので、そこはチェックして置きたいポイントです。これもまた別の動画でお伝えしたいと思います。

それでは見ていきいましょう。はい、先ずはシルクインクルージョン…シルクを編んだように入ることから、このように呼ばれますが、これは針状のルチルの結晶です。このシルクインクルージョンが多く入った原石をカボションカットという丸い形にするとスタールビーになります。そしてこれは、恐らく形からガーネットと思われます。これはアパタイトの結晶。アパタイトの結晶は、隣灰石ですが、カルシウムの結晶で、このルビーを包んでいる母岩が結晶してルビーの中に入ったモノです。筒状の結晶が多いのですが、ルビーの中に入ると、なぜか丸くなったり、少しひょうきんな形になります。

そして次のスピネルです。スピネルも宝石として有名です。というわけで、大自然の中で結晶したルビーの中をルーペーで覗くと、このように驚くような世界が広がります。これらのルビーのインクルージョンは、そのルビーの個性であり、全く同じモノは二つとありませんので、人でいうと指紋のようなもので、わたしたちプロは、インクルージョンを観て、そのルビーを特定します。私たちモリスは、ミャンマーで採掘した原石のカット研磨作業が終わったら、直径1mmのルビーでも、顕微鏡で拡大してインクルージョンの撮影をします。そのルビーが世界にたった一つの個性だということを確認する為です。今日の話は、ここまでと致します。本日の動画をご覧になり、ご興味を持っていただけましたら、こちらでお待ちしております。また、チャンネル登録といいねボタンを押していただけたら幸いです。

ご視聴ありがとうございました。また次回お会いしましょう。

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